公式企画

OFFICIAL EVENTS

#1坊主BAR ~ 坊主に愚痴を吐く夜。~ [ 前夜祭 ]

場所
MAP 13 / 郡上八幡 新町 中嶋屋旅館
日時
11月8日(金) 19:00-22:00 [ 前夜祭 ]

料 金:1drink おつまみプレート付き ¥1,700

お飲物(アルコール・ソフトドリンク各種)の追加注文、承ります。

ご予約・お問い合わせ:Email / kyoko@nakashimaya.net

*ご予約なしでも入店可能です。

オイデナーレ前夜祭 特別企画 『坊主がつく振舞い餅。』 19:00 start

町家オイデナーレ2019の成功と坊主BARの盛会を祈願して、中嶋屋旅館前にて坊主がお餅をつきます。

振る舞い餅になりますが、数に限りがありますのでお早めにお越しください。

 

 

今夜がそのとき、坊主BAR

その名も坊主BAR。寺に参って説法を聞くのではない。むしろまずは、話を聞いてもらうことになる会だ。都会ではよくある企画だが、郡上八幡では様相が違う。八幡城下町には13ヶ寺もあるせいか、門徒でもないのに意外にお坊さんに顔見知りや付き合いが多くなる。なんなら、かつてのバイト先、行きつけの喫茶店、各イベントなどでばったりお会いし、その饒舌や普段着の趣味に驚くこともある。

 

 

坊主BARの会場は、明治の創業でありながら、瀟洒な内装やモダンな調度品に、いつでもセンスの涼しさを感じさせる中嶋屋旅館である。玄関から土間を上がると、畳の廊下が奥まで続く。その中ほどに6畳ほどのロビーがあり、私たちはそこここに円座になって、坊主の数だけ輪をつくる。すると中嶋屋の若女将や、垢抜けた女性たちが、お酒その他の飲み物、ふんだんに用意されたおつまみ、甘味ものをすすめてくれる。ここは新手のスナックかと見紛うほどだ。

 

 

さらには、一定時間が過ぎると、「坊主チェンジ」の声がかかる。いや、それでいて投げ銭方式、それぞれの喜捨がチャージとなるのだから、そこは腐っても仏教?だ。いやいや、それ以上に坊主たちは見事な聞き手であると同時に、仏教の知恵を援用しながらの語り、諭しのプロでもあるから、私たちはするすると、平常は人をはばかって言えないようなドメスティックな悩みも吐き出してしまう。同居、子供、恋愛、学校、仕事、たとえ誰にでもよくある話であっても、そこには個人の切実な問題がある。もし、そこに運悪く「坊主チェンジ」がかかると、せっかく打ち解けた想い人を奪われたような喪失感すらある。なんなんだこの気持ちは。ここは坊主のキャバクラなのか。ちなみに私は、スナックもキャバクラも行ったことがないけれど。それでもまた坊主BARに行きたいと思うのは、おそらく下心にジャマされずに、リラックスでき、知らぬうちに裸になれる場所だからかもしれない。別に話したいことや悩みがなくても、色んな坊主の返答を聞いているだけで生きることの深妙を感じられるのもいいところだ。

 

 

深いけど涼しい、そんな風に吹かれたいなと思ったら、今夜がそのとき、中嶋屋の坊主BARかもしれない。

 

※宿泊をご希望される方は、下記リンクにアクセスいただき、中嶋屋旅館までご連絡ください。